その不調もしかして… タンパク質の摂りすぎサイン3つ
強くて美しい健康的なカラダを手に入れるためには「タンパク質」の積極的な摂取が欠かせません。
特に筋トレやダイエットを頑張っている人たちの中には、運動(トレーニング)と同じくらい「タンパク質摂取」を意識している人は多いことでしょう。
でも、、、
いくらタンパク質が私たちのカラダにとって重要なものとはいえ、摂りすぎはNG。
今回は、タンパク質の過剰摂取が引き起こすカラダの不調サインと、適正な摂取のポイントをご紹介します。
タンパク質の過剰摂取が引き起こすカラダの不調サイン3つ
体重が増える
タンパク質は3大栄養素の中で最も脂肪になりにくい栄養素であるとはいえ、1gあたり4kcalのエネルギーを持ちます。
したがって、過剰に摂取するとカロリーオーバーになり、結果として体脂肪の蓄積につながる可能性があります。これは余剰カロリーが体脂肪に変換されるためです。
ダイエット(減量)をしていて「体重の落ちが悪い」もしくは「増えてしまった」なんていうときは、たんぱく質を摂り過ぎていないかチェックしてみましょう。
また、肉や魚、卵、大豆、乳製品など、タンパク質が多い食品は、もれなく高カロリーな脂質を多く含みます。
タンパク質だけのつもりが想定外のカロリーを摂取してしまっている…なんていうことはよくある話なので、注意しましょう!
おならが臭い、便秘になる
動物性タンパク質の過剰摂取は腸内環境の悪化を招き、それによって臭いの強いおならや便秘、お腹の不快感を引き起こすことがあります。
腸内バランスの悪化は、カラダ全体の健康や、食べた物の消化吸収にモロに影響するので、胃腸の不調を感じたら「タンパク質の摂りすぎ」を疑ってみましょう。
ちなみに、肉より魚、動物性より植物性タンパク質の方が胃腸への負担は少ないので、タンパク質の量だけでなく、タンパク源を変えてみるのもオススメです。
疲れやすい
内臓への負担から、だるさや倦怠感が現れることがあります。
特に腎臓が過度に働くことで体の疲れが抜けにくくなることがあります。腎臓病のリスクが高い人は、悪化の可能性があるので注意が必要です。
適切なタンパク質摂取のポイント
1日を通して小分けに摂取する
タンパク質は一度に大量に摂取せず、1日を通して小分けに摂取するのがオススメ。
そうすることで内臓への負担を軽減できる他、常に血中のアミノ酸濃度を高めておくことができるので、筋肉を守ったり成長させる上でも有効です。
適切な量を摂取する
1日に摂取すべきタンパク質は、年齢や性別、活動量、目的によって異なりますが、おおよその目安量が決まっていて
体重1kgあたり1g~2g
が推奨されています。
・特に運動習慣がない人:体重1kg×1g
・日常的に筋力トレーニングをしている人やアスリート:体重1kg×1.5g~2g
上記を参考にして、「自分の適正量を1日を通して摂る」ことを意識してみてください。
いろいろな食品から摂取する
タンパク質は「鶏肉だけ」「プロテインだけ」のように食品を限定せず、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などのさまざまな食品から摂るようにしましょう。
そうすることで、アミノ酸バランスが良くのはもちろん、ビタミンやミネラル、食物繊維など、さまざまな食品が持つさまざまな栄養素を摂ることができます。
健康的なカラダづくりには、いろいろな栄養をバランスよく摂ることが欠かせません。ぜひタンパク質”以外”の栄養にも目を向けてみてください。
まとめ
タンパク質はカラダづくりと健康維持に欠かせない栄養素ですが、摂り過ぎには注意が必要です。
カロリー管理や内臓への負担軽減を考慮し、適切な量を多様な食品からバランスよく摂取することを意識しましょう!
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