「このタンパク質量、本当?」

「そんな入ってるようには見えないけど…」


高タンパク食品を食べて、そのように思ったことありませんか?

最近はコンビニやスーパー、ネット通販で、

「タンパク質30g」「タンパク質35g」

中には、1食で40g近く摂れる商品まで普通に見かけるようになりました。

トレーニーとしては、めちゃくちゃありがたい時代ですよね。

ただ、実際に食べてみると、「え、これで本当に35gもある?」と思うことがあります。


たとえばチキン系の商品。

見た感じ、そこまで鶏肉がたくさん入っているわけではない。

普段から鶏むね肉や魚を食べている人なら、「この量なら、肉から摂れるタンパク質は10〜15gくらいじゃない?」と感じることもあると思います。

それなのに、栄養成分表示を見ると「タンパク質35g」。

じゃあ、残りの20gはどこから?


見えないタンパク質の正体

そんなとき、裏面の原材料表示を見てみてください。

そこに、

「コラーゲン」
「コラーゲンペプチド」

と書かれていることがあります。

高タンパク食品の中には、肉や魚などの具材だけではなく、ルーやソースなどの液体部分に
コラーゲンペプチドを加えることで、タンパク質量を増やしている商品があります。

コラーゲンペプチドもタンパク質なので、見た目には「そんなに肉入ってないよな?」と思っても、

肉由来のタンパク質+コラーゲン由来のタンパク質

を合わせて、商品全体では「タンパク質35g」と表示することができます。

もちろん、これは間違った表示ではありません。

コラーゲンも、れっきとしたタンパク質です。

ただ、トレーニーとして知っておきたいのは、「同じタンパク質35gでも、中身まで同じではない」ということです。


筋肉づくりではタンパク質の「質」も大切

タンパク質は、アミノ酸が集まってできています。

そして筋肉づくりでは、タンパク質の「量」だけでなく、どんなアミノ酸が、どれくらい含まれているのか、も重要になります。

特に重要なのが、必須アミノ酸や「ロイシン」。

ロイシンは筋タンパク質合成に関わる重要なアミノ酸として知られています。

一方、コラーゲンはグリシンやプロリンなどを豊富に含みますが、肉や魚、乳由来のタンパク質と比較すると、必須アミノ酸やロイシンが少ないという特徴があります。

実際に研究でも、運動後にホエイとコラーゲンを摂取した場合、ホエイの方が血中のロイシンや必須アミノ酸の上昇が大きく、筋肉そのものをつくる「筋原線維タンパク質」の合成についても、ホエイでは有意な上昇が確認された一方、コラーゲンでは確認されなかったという報告があります。

さらに別の研究では、筋トレをしながら「ホエイ35g」と「コラーゲン35g」を摂取したグループを10週間比較したところ、「ホエイを摂取したグループの方が筋肉の厚みの増加が大きかった」という結果も報告されています。

つまり、「タンパク質35g」と書いてあるからといって、その35gをすべて同じものとして考えることはできない。

筋肉づくりを目的にするなら、「何g摂れるか」と同時に「何から摂れるタンパク質なのか」を見ることも大切だと魚筋ラボでは考えています。


魚筋ラボが「タンパク質の中身」にこだわる理由

ここまで書くと、「じゃあコラーゲンは良くないの?」と思われるかもしれませんが、そういう話ではありません。

コラーゲンにはグリシンやプロリンなどが豊富に含まれており、肉や魚とはまた違った特徴があります。

魚筋ラボでも、PFC調整などを目的としてコラーゲンを少量使用することがあります。

ただし、僕たちがこだわっているのは、表示上の「タンパク質○g」という数字だけを
大きくするための商品づくりをしないこと。

魚筋ラボがアピールしているタンパク質量は、その大部分を魚や肉などの食材から摂れるようにすることを大切にしています。

なぜなら僕たちが作りたいのは、ただ数字上のタンパク質量が多い「高タンパク食品」ではなく、筋肉づくりに最適化した魚タンパク食だからです。

次に高タンパク食品を買うときは、表に大きく書かれた「タンパク質30g」「タンパク質35g」という数字だけでなく、ぜひ一度、裏面の原材料表示も見てみてください。

「タンパク質が何g入っているか」だけではなく、「何由来のタンパク質なのか」。

魚筋ラボはそこまで含めて、トレーニーのための食品を追求していきます!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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