肉派に伝えたい!魚タンパクの「軽さ」が回復スピードを変える話
筋トレやボディメイクを頑張ってると、毎日のように「タンパク質!」ってなると思います。
で、多くの人が、鶏むね肉や赤身牛肉などを中心に「肉からタンパク質を摂る」ことを日常にしているんじゃないでしょうか。
確かに、肉類は高タンパクで栄養価も高く、筋肉を育てるには頼れる食材です。
でも、ちょっと待ってください。
実は、魚のタンパク質も、めちゃくちゃ優秀なんです。
特に注目したいのが、魚タンパクの「軽さ」。
実際に食べてみるとわかるんですが、トレ後でもスッと食べやすくて、食後もカラダが軽い。おまけに、回復が早く感じる。
今日はその理由をシェアしていきます。
魚タンパクの「軽さ」とは?
「軽い」ってどういうこと?って思いますよね。
ここでいう「軽さ」は、脂質が少ないとかだけじゃなくて、消化のしやすさ・胃腸へのやさしさ・体への吸収スピードをまとめた「体感的な軽さ」のことです。
魚の身って、筋繊維が細かくて柔らかいんです。そして、肉には多いスジが少ない。だから、肉よりも消化が早い。
特に、白身魚は脂も少ないから、夜遅くに食べても胃にもたれにくいんですよね。
つまり、疲れたトレ後のカラダにやさしくて、吸収もスムーズ!
これ、リカバリーを早くしたいトレーニーにはめっちゃ嬉しいポイントではないですか?
肉 VS 魚ではなく、シーンで使い分ける
「じゃあ、肉はダメなの?」って思うかもですが、もちろんそんなことはありません!
鉄分やビタミンB群のほか、牛肉には筋力やトレーニングパフォーマンスを高める「クレアチン」、鶏肉には筋肉の疲労回復成分「イミダペプチド」など、魚では摂りづらい栄養が豊富に含まれています。
また、消化吸収に時間がかかるということは、見方を変えればメリットにもなります。長い時間をかけて、体にゆっくり栄養を届けられるので。
でも、毎日肉だけってなると、胃腸が疲れちゃうし、栄養も偏ることがありますよね。
だからこそ、肉と魚、さらには大豆や乳製品など、幅広い食材からタンパク質をとってほしいんです。
そうすることで、消化吸収スピードとタンパク質以外の栄養摂取のバランスをとることができるから。
・増量中やエネルギーが欲しいとき → 肉中心
・トレーニング前後や夜遅いごはん → 魚中心
こんな感じで、シーンに合わせて上手に使い分けるのがベストだと考えています。
魚だけの「プラスα」も見逃せない
魚には、DHA・EPAというオメガ3系の脂も含まれています。
これは、中性脂肪を減らしてくれたり、血流を良くしてくれたり、健康効果の高い「体にいいアブラ」として有名。
また、筋肉の疲労回復やタンパク質合成をサポートしてくれたりするなど、リカバリーにもかなり良い影響を与えてくれることが明らかになっています。
あと、ビタミンDやセレン、タウリンなんかも魚に多い栄養素。
これらは、筋肉以外にもカラダ全体のコンディションを整えるのに大いに役立ちます。
魚タンパク、見直してみませんか?
「筋肉をつけたい」
「疲れを残したくない」
そんなあなたは、ぜひ一度、魚タンパクの「軽さ」を体感してみてください。
美味しくて、胃にもやさしくて、しかもちゃんと筋肉に効く。
「なんで今まで魚をスルーしてたんだろ?」って思うかもしれませんよ。
肉派のあなたも、魚タンパク、ちょっと取り入れてみてはどうでしょう?
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