食べたものは消化吸収の過程を経て、私たちのカラダをつくったり、エネルギーになるわけですが、「時間帯によって吸収率が違う」って知っていましたか?

いきなり結論いっちゃいますが、今日いいたいことはコレ。

 

たんぱく質摂取のゴールデンタイムは「朝」だ!

 

はじめに

時間帯うんぬんの前に、大前提として、たんぱく質摂取は一食に偏ってはいけません。

例えば、1日の摂取量が100gだったとして、朝に80g、昼と夜で10gずつってのはダメで、毎食均等になるように食べることが大切です。

で、その基本をおさえた上で「さらなる吸収効率を求めよう」というのが本日のテーマ。

ちなみに今回の話は、巷でよく耳にする「筋トレ後30分がたんぱく質摂取のゴールデンタイムだ」みたいな話とは異なる、もっと長い時間軸での話です。

 

時間栄養学の研究で判明

時間栄養学の研究によると、

 

・たんぱく質は朝に摂ると吸収率がよい

・朝食で十分にたんぱく質が摂れていると筋肥大効率が上がる

 

ことがわかっています。

時間栄養学というのは、体内時計と食・栄養の関係性を研究する分野。

私たちのカラダには体内時計が備わっていて、同じものを食べても食べる時間帯によって、太り(痩せ)やすくなったり、筋肉合成が進んだりするんです。

同じものを食べても、時間帯によってカラダが違う反応をするってのは面白いですよね。

 

朝にカラダで何が起きている?

なぜ、たんぱく質摂取のゴールデンタイムは「朝」なのか。

 

それは、小腸でアミノ酸が分解・吸収される際に「Pept 1(ペプトワン)」というトランスポーター(物質を運んでくれるたんぱく質)が出現し、アミノ酸の吸収をサポートしてくれるのですが、その活動が朝にピークを迎えるから。

 

簡単に言っしまえば、朝は体内でのアミノ酸吸収の体制が整っている、ということです。

 

だから「朝食が大事」なんですね。

 

朝はアミノ酸代謝が盛んに!

ちなみに、朝食後と夕食後の血中アミノ酸濃度を調べた研究によると、「ロイシンやアルギニンなどの16種のアミノ酸量が朝食後の方が多い」ことが明らかになっています。

 

したがって、アミノ酸代謝も朝の方が盛ん、と言うことができます。

 

朝食はたんぱく質が不足しがち

なにかと忙しい現代人。

朝食の時間がゆっくり取れなかったり、そもそも朝食を食べる習慣がなかったりと、「朝のたんぱく質摂取が不足しがち」です。

なので、プロテインやプロテインバー、たんぱく質が摂れるパンなどのアイテムをうまく活用して、朝のたんぱく質を確保するように気を付けましょう!

特に高齢者の方は、筋力低下予防に朝のたんぱく質摂取が効果的だと言われているので、一生動けるカラダを作るためにも、積極的に摂ってみてくださいね!