【魚×ボディメイク】注目すべき栄養・効能7選|筋トレ・ダイエットの強い味方!
突然ですが、「魚の栄養」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?
「タンパク質が豊富」
「肉に比べてヘルシーそう」
「なんとなく体に良さそう」
そんなところかと思います。
でも実は、魚にはまだまだ体にうれしいメリットがたくさん!
今回は、【魚×ボディメイク・ダイエット】という観点で、魚の栄養や効能を7つ紹介していきたいと思います。
特に、3つ目・4つ目を知っていたあなたはなかなかの栄養オタクかも?
1. 高タンパク・低カロリー
これはもう常識ですよね。
魚介類は、肉や卵と同様、良質な動物性タンパク質を含む高タンパク食材。「肉だけ」「魚だけ」と偏った食べ方をするのではなく、バランスよく食べましょう。
また魚は、肉類に比べて脂質が少なく低カロリーなのもうれしいポイント。なかでも、タイやタラなどの白身魚、エビ・カニなどの甲殻類、イカ・タコなどの頭足類が脂質ほぼゼロです。
2. アミノ酸スコア100
アミノ酸スコアとは、タンパク質の栄養価を示す指標で、タンパク質に含まれる 9 種類の必須アミノ酸の含有率を数値化したもの。
必須アミノ酸がバランスよく含まれているほどスコアが高く、100 に近ければ近いほど良質なタンパク質を含んでいます。また、 必須アミノ酸は体内では生成できないので、食事から摂る必要がります。
魚介類の多くはアミノ酸スコア100の良質なタンパク質を含んでいるので、積極的に食べましょう!
3. 消化吸収に優れている
肉類と比較して魚類には、筋繊維を覆う筋内膜や筋周膜を構成する結合組織にあたる基質タンパク質(スジ)が少ないため、消化に良いタンパク質が多く含まれています。
また、魚のタンパク質は肉や植物のタンパク質よりも不安定な構造をしているため、消化酵素の影響を受けやすく(消化しやすい)、ゆえに体内への吸収率も高いと言われています。
ちなみに、魚の中でも白身魚が消化によい!
4. 速筋が豊富 (白身魚)

タラやタイなどの白身魚は、瞬間的に強い力を出す「速筋」を多く含む「速筋タンパク」を持つことが確認されています。
近年の研究では、白身魚の速筋タンパクには、筋肉を効果的に維持・成長させる働きがあることが明らかになっていて、筋トレ業界でも話題になることが増えました。
スーパーやコンビニなどでも、「速筋タンパク」をウリにした商品をよく見かけるようになり、今後ますます白身魚タンパクへの関心は高まっていきそうです。
5. 良質な脂肪酸が豊富【DHA・EPA】
青魚に多く含まれる DHA (ドコサヘキサエン酸) や EPA (エイコサペンタエン酸) などの不飽和脂肪酸にはうれしい健康効果が盛りだくさん!
いくつかその効能を挙げておきます。
・血中の中性脂肪やコレステロールを下げる。・脳の細胞をつくり、機能を活性化させる。
・がんや糖尿病、脂質異常症を予防・改善する。
・タンパク合成の増加、分解の抑制 etc.
ボディメイクにおいて「脂」は敬遠されがちですが、魚の脂質は適度に摂取することで味方になってくれることでしょう。
ちなみに、成長ホルモンの促進や筋肉疲労回復効果など、筋肉にとってのメリットも!
6. ビタミン・ミネラルが豊富
魚には、3大栄養素の分解や代謝を助けるなど、ボディメイクやダイエットを裏でサポートするビタミン・ミネラル (=微量栄養素) が豊富に含まれています。
一例を挙げると、 3大栄養素の代謝をサポートするビタミンB群、脂溶性ビタミンの一種で骨や筋肉を強くするビタミンD、強い抗酸化作用を持ち「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンE、運動能力・エネルギー産生を向上させる鉄など。
筋肉の成長を求めるなら、タンパク質や糖質だけでなく、ビタミンミネラルにも意識を向けましょう。
7. 余分な塩分を排出する
特にフィットネス競技者など、カラダを魅せることの多い人にとって浮腫は大敵。常にスッキリした顔、カラダでいたいものです。
実は、魚のタンパク質には体内の不要な塩分を排出する働きがあるなど、浮腫の軽減に一役買ってくれる効能があります。
さらには、 水分の排出や血圧低下に効果のある「カリウム」も魚に多く含まれるので、浮腫に悩んでいる人はぜひ魚を積極的に食べるようにしてみてください。
魚のポテンシャル、感じてもらえましたか?
以上、筋トレやダイエットを頑張っている人に向けて、魚の栄養や効能を紹介しました。
あなたはいくつ知っていましたか?
トレーニングやボディメイクをしている人には、きっと魚のポテンシャルを感じてもらえたと思います。
ぜひ日々の食生活に積極的に魚を取り入れてみてください。
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